夏がくれた駄長文
会話中にふと発せられるどうでもいい質問のひとつに、
「どの季節が好き?」
というのがある。
かなりどうでもいい質問だと思う。
生まれた季節と答える人が多数だろうとも予測できる。
と、ここまで書いて自分の答えが多数派なのか気になったので
“アンケート どの季節が好き”とgoogleにぶち込んでみたところ、
・花見、帰省などのイベント
・サーフィン、スキー &スノボといったスポーツ
・北海道や熊谷など、気候の偏りがある地域に住んでいるため
・自分にとって過ごしやすい
若干軸足がずれた格好ではあるけれど、概ねこんな感じの解答が並んでいた。
なんと、当初予想していた「誕生日がらみ」といったものはほとんど見当たらなかったのだ。
などと言い切ってしまうと御幣がありすぎるので補足すると、
上記の四点の要素は好きな季節を選ぶ用件のメインディッシュ的な役割を果たし、
「誕生日だから好き」は確定する際のダメ押し、補強の役割に使われていた。
こう見ていくと、「好きな季節〜」という設問自体が何だかあやふやに感じられてきますな。
つまり、イベントやスポーツを理由にする場合はまさに純粋に好きな季節で、
一方 気候の〜 は「生活上の不便、不快感」から開放されたい気持ちが最初にあるため、
消去法で選んでいると思われるのです。
スキーがもの凄く好きなのに雪に対して強烈なトラウマを持ち、尚且つ豪雪地帯在住。
まさにミステリートライアングル。ひばり書房なら使えそうなシチュエーションか?
この人の好きな季節は一体どれなんだろう。考えると眠れなくなっちゃう。
さて、自分の場合はどうかというと、
春−花粉症なのでパス
夏−あまりにも暑いと脱ぐものがなくなってしまうのでパス
冬−バイク乗りなので寒いと体力的につらいパス
となって「秋」が残り、これをもって好きな季節としている。
誕生日も含まれているので補強もバッチリ。
結論としては積極的、消極的どちらの理由であれ「自分にとって過ごしやすい季節」が好きな季節ということで。
ここ数年、本格的に身体を焼くといった行為をしていなかったため、
外出不可能なほど顔面が凄いことになっています。
日記に何の意味も説得力も無いのにいつもより長めに書いているのはこんな理由から。
早く秋になるといいなあ。
※「北海道や熊谷〜」としたのは最高気温を記録する常連地域、という意味合いで他意はありませんので、よしなに。