暇すぎるので職安の話。
朝9時半に講習会会場へ集合。
これから2時間、たっぷりと失業者たちに有難い知識を授けてくれるのだろう。
三々五々人が集まってくるが、若い人は少ない。
職安じゃなくてネットで仕事を探してるのかもね。
そもそも職安経由で入社した場合、
同時期にネットで入社した人材より軽く見つもられる場合が多いとの噂があったりなかったり。
しかもそんな噂は口コミだけに良く広がり、
俺が聞いたソースは前職の若手社員で、その若手社員は就活中の大学の後輩から聞いたのだった。
と、いうことは、若者にとってもはや職安は、職を探す機関としての魅力はすっかり無に等しく
転職時、失業保険を貰う手続きをするだけの場所と見なされているのかしらん。
とか考えていると、前の1列横並びの4人がなにやらザワザワ。
普通こんな場所ですぐに打ち解けられる人たちもめったにいないだろうから
おそらく同じ会社で、倒産かなんかして同日付で退職した人たちなのだろう。
2人はガラッパチ親父、1人は化粧のきつい太目のおばさん、残りの一人は
キリッっと眼鏡をかけた農協の出納長係って雰囲気。
運送屋か建築会社か、この配役でだったらそんなとこじゃないだろうか。
もぞもぞと人が集まって9時半から講習スタート。
といっても担当者はルーティーンワークのていそのもので
ノンビリ弛緩し切った空気に居眠りする人もチラホラ。
30分は早期就職の勧め。40分はビデオにて失業保険の解説。
残りの時間は前に説明したあれこれの補足説明。
ああ、出かけなきゃ。
