30minute

で書く適当

芳醇なる疑惑の心地よさ

カラー化する必然性はないな

それにしても。

数百人もの配下を持つ珍走団の総長だったり、
2年ごとに職を変える、自称筋金入りの職人だったり、
趣味はないが猫と戯れるのが唯一の娯楽と言い切る中年だったり、
素晴らしい人材の宝庫に驚愕の日々。


根本敬の本に登場する自称イイ奴であり、渾身の力でデコピンに臨み、
そして周囲の人間からは疎まれる「のんちゃん」に取り囲まれている気分。


彼等の破壊力は瞬発力には欠ける。
が、熟成させることによって前頭葉肥大系サイケデリックの聖地、
タイガーバームガーデンのような怪しげな魅力を放ち始める。


笑いながらもイラついたりしてしまう僕は、
残念ながらまだ川口の荒川土手から
「四丁目の夕日」を見る資格がないのかも知れない。