30minute

で書く適当

厄年はとことん

前回更新してから3年もの間、100%踏まれる地雷として潜んでいたあれこれに引っ掛かり、大怪我&大怪我で過ごした。そんでもちょっと先にはその大怪我のお陰で壊滅的なけがをするかもしれない所まで来てしまった。

でも厄年は去年で終わり。大晦日は小動物のように自宅でひっそりと過ごしながら新年を迎えた。

年明け早々見えてる地雷を踏まなきゃいけないからだ。

プラマイ0を旨としてきたけど、プラスがなかなか見えないままにマイナスを選ばなければならないってのはキツいなぁ。

ってことでも少し冬眠。

春よ、こい

遊びとは何か?

回答者は質問者の意図を必死に頭の中で構築して回答を続けるが、どれも回答になっていないとレスをつける質問者。途中からは

「こんなレベルの質問にも答えられないってあんた中卒?wwww」

と学歴にはじまり出身地、人種は及ばずあらゆる差別攻撃が開始された。
ほどなく回答者は根拠なき誹謗中傷から精神的不安定に陥ってしまう。
これまで順風満帆だった家庭や仕事も諍いやケアレスミスを連発したため仕事は早上がり、帰宅したらウザがられるため、ブランコが第二の我が家になった。上り調子だった趣味のゴルフもスコアが急降下。久本雅美キューティー鈴木を鳳蘭でグラインダーかけたような雰囲気を持つ常連コースの受付嬢兼愛人にも別れを告げられ、ひそかに準備していた電マ攻め用拘束イスと人間用の檻、各種道具を備えた地下室に投資した150万円も無駄に終わった。

哀しみの酒をひとりあおり、前後不覚となってもまだ呑み足りないと裸になって「シンゴー!」と叫んでみたりするが寂寥感からか酔いはいつもよりハイピッチで回る。もはや歩くこともおぼつかない回答者を導くかのごとく、暗い路地にポッと灯った赤ちょうちん。行き着いた先は居酒屋『兆次』。

余りにもツいていない現状をあたり構わず話して回る迷惑行為に酔客たちは次々に席を立つ。やがて店内は兆次と回答者の2人だけに。明日の仕込をしながら兆次は言う。

「話、聞いてました。でもねお客さん。人が心に思うことは、誰にも止められないんでさぁ」

その直後、テンガロンハット被ってギターケースを小脇に抱え、ジョニーデップのお面をして大声で田中邦衛の口調で何言ってんだか全然わかんない5人のヤクザが吼えながら店内に乱入!

兆次にギターを売りつける!

支払いを済ませた兆次を見て何かを掴んだ回答者も支払いを済ませる。見送りながら兆次が呟く。

「おきのどくですが ぼうけんのしょ1ばんは きえてしまいました」

晩年までに『ちょうじのぼうけんのしょ』は500冊を数えることになり、その全てが消えてしまったのでものすごく波乱万丈の人生が展開されるのだがそれはまた別のお話。

一方回答者は『ぼうけんのしょ』を消された小3のある日を思い出してしまったためにイライラは怒りへとカーストアップ。家に帰った時点で身長57メートル、体重550トンへと膨れ上がるが金田に鉄雄と間違われて「山形の仇!」とピストルで脅されたり、近所のメルモちゃんに偶然逢ったりしたら元の身長体重にもどる怪奇現象に見舞われる。

サブカル書2万冊分のくだらない知識と蓄積された小3のある日から今日までの怒り、降りかかる怪奇現象。質問者へのイライラにこれらがスパイスとなり、熟成させてじっくりコトコト3週間。ついに頂点へと達した操縦不可能な衝動に突き動かされるまま回答者は、敵味方関係なくスレを荒らしはじめる。

ところがそのスレの成り行きをオッチしていた2ちゃん住民が早速各種炎上大好き板に報告して回った結果、荒れたとは言えまだまだホンワカムード満載だった小さなコミュニティの小さな掲示板にひっそりと存在していたそのスレはしっかりと炎上。出入りしていた常連のブログにまで飛び火する事態に。

度重なるストレスと見知らぬ訪問者からの誹謗中傷、個人情報の垂れ流し。それと怒りにスパイスを振りかけた操縦不可能な衝動に頬をうっすらとピンク色に染めてウズウズしてる回答者の目の前に核爆弾の発射ボタンが設置されてたら危ないから止めた方がいいよ。

これはちょっと違うな。

今更どのツラ下げて

9月末に扁桃腺の手術して半月入院してたら「そんなに長期にわたって休むんだったらイラネ」って実質クビに。
身軽な独り身。貯金もちょこっとあるし、もはや怖いモンもなくなってダラダラと過ごす毎日。
当然時間は余りまくっているから、いー加減前から気になってたHMJMの「テレクラキャノンボール2009 賞品はまり子*Gカップ」を見たら噂どおり、やっぱりスゴイねこれ。

面白そうなことがあれば日本全国どこにでも即座に遊びに走ってたガキの時分の無鉄砲さを思い出させるような、だけど諦めや焦燥、勝つための戦略といったしたたかなオトナの風味もふりかけられて、小便以外は4時間ノンストップで鑑賞。

エンドロール。エントリーマシンの文字の上にオーナーの名前が重ねられ、作中の名、迷場面がフラッシュバックするシーンを見てたら鳥肌が立ったよ。シュワーって。そして最後の最後。カンパニー松尾、アキヒトの兄弟がバイクで高速をぶっ飛ばしながら兄→弟へとカメラをバトンタッチするシーンは「なんかやったヤツ」が自分のこれまでを見てきた弟に「託す」場面だ。「なんか」が繋がって後継される。

そもそも「バイク+ツーリング+テレクラ+ハメ撮り」なんてカンパニー松尾にしか考えられない企画だろうし、バイク板にスレが立つのも納得。アダルトビデオでセックスだけじゃないものを見たいヤツ(いるのか?)、セックス以外の何かを求めてるヤツには絶対の自信を持って薦めちゃうね。

ああダメだ。こんなクソみたいな情報とか四角四面の感想なんてこの作品には似合わない。
とにかくかっこいいのよ。作中に使われてるガレージっぽい音楽とかカンパニー松尾が考える最新型のロードムービー的編集だとか。本当にイチイチかっこいい。しかも4人の参加者+状況説明の5つの視点がまったく混乱しないでスムーズに頭に入ってくる。こんな些細な、だけどキャノンボールっていう特殊なルールの下に複数人が参加して、進行しているストーリーだってことを誰でも理解して、楽しめるってことだけとったってもうスゴイ。普通のアダルトビデオしか見たことない人、そもそもアダルトビデオは見ないでネットのサンプルでセンズって済ましてる人には本当に見て欲しい。

アダルトビデオっつーカテゴリだけどセンズリするシーンは最後のほうにちょこっとだけ。あとはほぼ全編っつっていいぐらいレースの経過(東京→名古屋→福岡までのタイムレース&各都市でのハメ撮り相手探し)のみ。それがホントーに楽しい。

リアルタイムで見ときゃよかった。ああ誰かとこの作品のことを語り合いたい。

予定調和?

嫁さんに「何もかも面倒くさくなった」と三行半つきつけられてから早2ヶ月。
その間にも当然のごとく色々あったわけで、仕事については過去最低最悪の状態。
というのも、ウチの会社に潜り込んできたとある人間が、とんだ食わせ物だったという顛末。


家でも人間でも、「本当に」汚い物件は用心しなくちゃならないのだけど
そこを何とか直してやろうと思っている人のいいウチの社長を裏切ったというわけ。


最初に、ほんの一瞬だけ「コイツやばくね?」という感触はよぎったけど
「社長がそうならそーなんじゃないの」と放っておいたら、ある時点から会社が転がり落ち始めた。
ダメもとで「話しとけばよかった」といま思ったって後の祭り。


ここ最近、そーゆー本能的な危機感知能力ゆんですか?
自分なりにかなり鈍っていると心得た次第。
思ったらすぐ言う。けど相手と状況みて。と自分を戒める。


ある日、ノホホンとキーボードを叩いていると、狂気の表情をして上司が俺に近づいてくる。
机に「ドン!」と両手をつき、「お願いがあるんですケドおおおお!!!」と一言。


人の身柄を確保する、業務といえるかどうかの瀬戸際の案件を仰せつかり車飛ばして千葉の僻地へ。
その後色々あって、今日は友人の引っ越し会社に頼みこんで見積もり半額に値切ってみました。


明後日は俺じゃない人の引っ越し立ち会い。しかも前日泊まり込みなので最悪の気分。
とかやってると、ここ1年くらい音信不通のヤツから連絡があり
さらに当時立ち上げたばかりの困っている人を助ける系の事業も上手く回転し、
しかも病んだ人間も救ってるという聖人みたいな生活を送っているらしい。


プラスマイナスゼロかどうかはやっぱりわからん。

三行半

とかいってるうちに三行半くらいました。
日々寂しさに打ち震えているわけですがそんなの自業自得。
ああ、なかなか“ナマ”じゃいらんないんですよ。

くるしいねっと。

ウォッチメン

グラン・トリノ

どこにどうでもいい人間はいるのか知らん。