「それ」は一体何なんだ。
「だから」は一体誰に向けた言葉なんだ。
しったこっちゃねえ。
恐れることをしらないことほど恐ろしい。
どんなにあなたに泣き付きたくても、どんなにあなたの声を聞きたくても、
もうどこにもいないんですよ。
もう、聴きたくても聞こえないんですよ。
あなたはどこか遠くに行ってしまったと勘違いしている。
僕も同じように勘違いしている。
あなたの右腕にはなれない。
あなたの慈しいものにはなれない。
どこかにいってくれないか。
僕の目の見えるところから離れていってはくれないか。
あまりにつらすぎるので。